STORY

在位37年。6人の妃。権力と愛欲を支配し翻弄された英国王ヘンリー8世の波乱に満ちた生涯。

神聖ローマ皇帝カール5世のハプスブルク家とフランス国王のフランソワ1世のヴァロア家が大きな力を持っていた16世紀。18歳という若さでイングランドのチューダー朝の王位に就いたヘンリー8世は父親のヘンリー7世とは異なり野心家で音楽や芸術にも秀でた才能を持っていた。彼の野望は弱小国イングランドであっても諸国と同等に渡りあい、政治、宗教、女性も思うままにすること。兄アーサー王の亡き後、その妻だったキャサリン・オブ・アラゴンと結婚。教養があり深い慈愛の心を持った王妃だったが、ヘンリー8世の後継者となる男児を産めなかったため、次第に愛が遠のくのを感じながら、世継ぎのため他の女性を求める夫を愛し続ける・・・。
政治と宗教、権力の絡み合う中、ヘンリー8世のために奔走し、王室を守ってきた優秀な政治的策略家で聖職者である参謀のウルジー卿に、不審な動きが見え始める──。ヘンリー8世を利用する者、そして守ろうとする者たち・・・
エリザベス1世の産みの母、アン・ブーリンとの熱愛、キャサリン王妃との関係、ローマカトリック教会との確執、人間関係を変えていく地位と権力・・・
自らの婚姻のために法を変え、妃を変えていった国王ヘンリー8世の波乱に満ちた生涯をドラマティックに描く!

各話あらすじ

第1話「ヘンリー 8世」

16世紀イングランド。 若く野心的な国王ヘンリー8世は伯父の暗殺後、フランスとの戦争を宣言、自らの地位を確かなものにしようとしていた。宮殿内は、そんな彼 のやり方をもてはやす者も多かったが、次の教皇の座を狙うトマス・ウルジー枢機卿には、別の考えがあり水面下で画策していた。ヘン リー8世はキャサリン王妃が男児を妊娠しないことに焦りを感じながら、次から 次へと宮廷内の女性と関係を持って行く。

第2話「仇敵」

平和条約調印の為にバル=ドールにやってきたヘンリー8世達は、キャンバス に描かれた宮殿を見て驚嘆する。"魔法の宮殿"としてフランスが用意したものだった。平和条約はヘンリーとその従兄フランシス1世に とって最も大切なことだったが、誰もが裏に隠された競争心に気付かずにはいられなかった。

第3話「仕組まれた恋」

フランスとの平和条約を破棄し、キャサリンの甥である神聖ローマ帝国皇帝と手を組むため、ヘンリー はチャールズ5世を招き同盟に ついて話合う。ヘンリーは9歳になる娘を皇 帝の 婚約者にすると約束し、諸国との関係強化を図るため自分の姉マーガレットをポルトガルの王と結婚させようとする。

第4話「ヘンリーの決意」

年老いた王と結婚するため、マーガレットはブランドンに護衛されポルトガルに向かう。ヘンリー は、ルターがパンフレットの中でカトリック教会に反抗しているのを見て激怒する。イタリアでチャールズ5世がフランス軍 に勝 利したという吉報が届くが、ヘンリーはアンに夢中になっていた。

第5話「悲しき王妃」

ヘンリーは愛人エリザベスが生んだ子を自分の子と正式に認める。3歳の息子にリッチモンドとサマセット州の君主の地位を与える。一方、キャサリン王妃は娘のメアリーがウェールズに送られ、監視のもと育てられていると知り、 取り乱す。

第6話「落日の兆し」

ウルジー枢機卿がイングランドを離れパリに派遣されている頃、アンは父親とノーフォークの陰謀 に協 力するため、ヘンリーにウルジーの忠誠心を疑わせようとする。また、ウルジーを信頼できないキャサリン王妃は、スペインの特命大使に悩み を打ち明け、チャールズ5世にヘンリーが離婚を求めていることを伝えるよう依頼する。

第7話「神の怒り」

ウルジー枢機卿は、ハンプトン・コートでの王と王妃との夕食の席で、オリビエートに弁護士を二人派 遣してヘンリーの離婚について議論させると発表する。一方、ホワイトホール宮殿では、メンドーサが叔母のキャサリン王妃を支持するという チャールズ5世のメッセージを伝える。

第8話「世紀の裁判」

ウルジーは教皇の特使であるカンペッジオ枢機卿がイングランドに来るのを歓迎するが、離婚が難しい と知るや、カンペッジオ枢機卿に離婚手続きの妨害をするとどういうことになるか警告を与える。カンペッジオ枢機卿は、キャサリンに王妃の 座を放棄させ、修道院に隠居させることを提案する。

第9話「栄華の終わり」

宗教的な反乱などがカトリック教会を脅かす中、キャサリン王妃の不在にもかかわらずヘンリーの 離婚 裁判が進んでいく。夫の意思に従うようウルジー枢機卿に裏で圧力をかけられたキャサリン王妃だったが、自分の主張を貫き、権力と金のため に王を離婚へとそそのかしたとしてウルジーを非難する。

第10話「獅子の目覚め」

ウルジー枢機卿追放を受け、ヘンリーはブランドンとノーフォークを共同枢密院長に任命し、自身の権 力をより強固にしようとする。新しい大法官のトマス・モアがキリスト教過激派を厳しく取り締まる一方で、アンはヘンリーにルターの教義の 優位性を説明し、自分達こそが絶対君主にふさわしいと説得する。

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